実は私…

これはまだ夫にも話していないことだけれど…







実は私…








メガネっ子になったのだ!!
じゃじゃ〜ん!!日本の皆様へ初お目見え。
「nekosiroメガネっ子になるの巻」


       


日本で免許試験などでほとんど勘で答え、最後が見えていなくても、係員のお姉さんの優しさでパスしていた私。(それって危ないよね…)視力はドンドン悪くなる一方だったが、オーストラリアに来てますます悪くなった。何故かというと、勤勉だから!!←嘘じゃないよ。
しかし一番の原因は暗い室内で本の読み過ぎだろう。こちらは間接照明などをふんだんに使うが、全体的に暗い。まぁ、ムーディーな感じなのだ。ホストたちはホントに暗い中で本を読んでいる。私の部屋のメインの灯りは日本にあるような大きな白い提灯型のもの。しかし、中に入っている電球のワット数があまりに低く薄暗かった。デスクとベットに電気スタンドがあるのだが、それでも暗い。ある時隣の部屋を覗いた時私の部屋より明るかった。そこで気付いた。「あ〜電球を変えてもらえばいいんだ」と。そしてColにお願いして取り替えてもらった。何と明るいこと!!とは言い難い。やはり暗いが、前よりは数段ましになった。


学校が始まってから一番困ったことは、他でもない視力の問題だ。ホワイトボードの字が全く読めない。と言うか見えない。しかも担任のMattはミミズのような、そしてアリンコのような小さな字を書く。教室はこの字型に机が並べられているので、一番端のホワイトボードに近い所に座るのだが、それでも見えない。目をこらしてみるので、とても疲れる。もう、これはメガネを作らないとダメだな…と言う所まで追いつめられた私は、こちらのメルボルン日本語情報誌DengonNetに掲載されていたサウスヤラというcityの中心にあるフリンダースステーションから2駅の所にある日本人経営のメガネショップにでかけた。それが入学した手の頃だから1ヶ月ちょっとまえになるだろうか。オーストラリアではメガネはべらぼうに高い。担任のFionaが言うには$500はするとのこと。しかしこの日本人経営のお店は$150で全て込みで作れるのだ。学校を終えた私は急いでそのメガネショップ「CAL」に向かった。店内は広く、日本人スタッフが迎えてくれた。私がメガネを作りたい旨を告げると、「申し訳ありません、現在店がオープンしたばかりで検眼士さんがいないんです。検眼士さんの処方箋がないとお作りできないんです」とな。はて、検眼士ねぇ。「あでも、私だいたい自分の視力分かりますよ」と言ったら「正確にですか?」「いっいえ、適当です…」←メガネを作ることをなめきっていた私。「じゃあっダメですねぇ。」ばっさり切り捨てられる。「検眼士はどこにいるんですか?」「大きなメガネショップなどにはいます。cityだったらQV(デパート)の中にparisミキが入っているのでそこで検眼できますよ」「はぁ〜それはお金がかかるんですか?」「はい、6000円になります」
こんなやり取りをし、帰路についた。私の頭の中では「視力をはかるのに6000円?ありえない!!日本だったら眼鏡屋さんの店先で自由にはかれるやつがあるじゃないか!」などと憤慨していた。そして次の日、学校が始まる前にparisミキに行って検眼の予約を取った。その時対応してくれた人がにたまたま日本人だったので、「これってカードの付帯保険でおちますか?」と聞くと、「いえ、病気ではないので落ちません。」「私はもうすぐスチューデントビザに切り替えるのですが、それはどうですか?」「それは、その場ではお支払い頂きますが、あとからクレームを付けて、返金してもらうことが出来ます」とのこと。
私は「スチューデントビザに切り替わるまで、とりあえず待ちます!」と店を去った。


そして年が明け、学校が始まり学生保険の書類をもらい「そうだ目が見えなかったんだ…メガネ作りに行かなきゃ」と言うことで再びparisミキへ。学校前に検眼の予約を入れた。
次の日言ってみるとアジア系のお姉さんが小さな部屋に私を呼び入れた。
この時点で、「そうか〜検査も全て英語でやるのね!!」と今更ながら気付き、少し動揺。
椅子に座らされ、正面の少しいった壁にはなにやら四角い長方形の鏡がかけてある。日本のように黒いオタマジャクシみたいなのを目に当てるのではなく、厚紙の先が少し丸くなった物を目に当てる。「あの鏡はなんだろう?そして、どこに”C”などが出てくるのだろう…」と思っていると、パッと鏡が明るくなり、そこにT F G …などと4段くらいでローマ字が出てきた。ひょえ〜"C”じゃないのね〜と驚き。そして自分が全然見えないことにも驚き。
色々答えていった後、椅子と連動している大きな機会がウィーンと私の前に来た。すごい!なんてハイテクなんだ!!きっと日本はこんなんじゃないんだろうな〜なんて思いつつ検査を受ける。↓こんな機械が私の顔にあてられ、丸い部分に次々と違うレンズを入れていき、「1度目と2度目とどっちがよく見える?」「じゃあ3度目と4度目はどちらがよく見える?」などと試していく。アルファベットだけでなく●の集まった円だったり、色だったりした。
     


そして、ついに私にピッタリ合ったメガネが作られた!!
ばば〜ん!!
           
      

なんだか、恐ろしいどこかの博士みたいになってしまった。検眼士さんが処方箋を書いている間に、勝手にこのメガネをかけ一人で写真を撮る私…この写真は本当に気持ち悪い。別に油物食べた訳じゃなくて、グロスがフラッシュでてかってるだけね。
処方箋には右1.0左0.75−などと書いてあり、「え意外と目いいじゃん…」と思っていた。そして「You have a bit らんし.」「らんし」だけ日本語だった。らんしが素子pし入っているらしい。でも私の頭の中では「らんし=卵子」だった。学校で「卵子が入っているのか〜 ん?そういえば卵子じゃなかった気がする…あっ乱視だ!!」と5時間後くらいに気付いた…


無事に処方箋をもらい、学校を終えた私は一路メガネショップへ。7時までの営業なので嬉しい限りだ。店内にはいると店長らしき前回もいた男性と女性のスタッフとお客さんが話をしていた。彼は私のことを覚えていて、一緒になってメガネ選びを手伝ってくれた。私の視力はこんないいはずがないんだけどと言うと、「これは普通に測った時の視力の数え方とは違うんですよ」と。大恥。ずっと裸眼だった故物事を知らないのだ。ついでに「あの視力を測る機械はやっぱり最新鋭なんですか?」と聞くと「いや、日本では今はレーザーで当てて瞬時に視力がわかります。でも欠点があって…(忘れた)今のオーストラリアで使っている方がいいと思うんですけどね」と言っていた。日本の皆さんはどうやってメガネを作っているんだろうか?やはり検眼にお金がかかるのか?夫がメガネっ子なんだkら夫に聞けばいいのだ。
とにかく品数が多い。その中でも最初に目に入ったのは赤の角張ったフレーム。どうせ授業中しか付けないのだから、多少目立つ物でもいいなぁなんて考えて。さてはて、メガネの量が多すぎて選びきれない。もう一人の女性スタッフも加わり3人であーでもない、こーでもないと色々試す。分かったことは○フレームは似合わない。四角いのもフレームが大きすぎると似合わない。小さいメガネは似合わない。メタルも似合わない。
そして40分ほどかけて選んだのがこれ!!

  

内側に模様があり色も好きな青色。形も少し面白くてなかなかよい。そしてなんとその場で作ってくれるので、お喋りしながら待っていたら、圧倒いう間に出来てしまった。
メガネになれるまでに時間がかかるとのこと。今から家に帰るまでにかけて歩いた方がいいとアドバイスをもらい、感謝して店を出る。駅のホームでメガネをケースから出す。ワクワク。「お〜なんと世界がハッキリと見えることだろうか!!」「私の目って物事の半分くらいは、ハッキリと見えてなかったのね…」と驚きと愕然と複雑な思い。しかしメガネは偉大だ。次の日からホワイトボードの正面に座りスチャッとメガネを装着し授業を受けた。みんなに似合ってる〜と絶賛されいい気になる。何より勉強がはかどることが嬉しい。


メルボルン在住の方でメガネを作るならCALがオススメ。品数も豊富だし。丁寧だし、その場で出来るし。
www.caleyewear.com