ついに語学学校スタート

オーストラリアついて1ヶ月ちょっと過ぎた。随分ゆっくりして、色んな所にも遊びに行き、教会の行っているフリースクールに2週間通ったりしながら自分のペースを少しずつ作っていった時間だった。


シドニーから帰ってきた次の日、本日語学学校の説明会とクラス分けテストがあった。英語のテストなんて久々だよ〜 日本のマークシートのようなテストだった。本日からの入学はブラジル人3人、韓国人2人、イタリア人1人、そしてタイ人似の日本人1人(笑)
テストが終わってからランチタイムを挟んでその後説明会が開かれる。何と無しにみんなでランチすることに。イタリア人のアラッシが昨日食べた中国料理がとても美味しかったと言うのでそこに行くことに。CITYの中に小さなチャイナタウンがあるのだ。しかし、アラッシはキョロキョロしながら歩くばかりで、一体どこに店があるのか分からない。業を煮やしたブラジル人のデアが「いったいどこなの?」と言いつつ携帯で友人に電話をかけ店をリサーチし出す。アラッソは大きな地図を開いて「ここは何というストリート?」と聞き出す始末。韓国人のヨジュンと私とブラジル日系3世のヘニックは、どうしたものか…1時には学校に戻らなくてはいけないのに…と二人の動向を見守っていた。私もだんだんこのままではきっと決まらないと思い、次々と店のメニューを見ていき、安い所があったので、その前で止まり、タイミングを見計らって「ねぇねぇ、この店安いからここでいいんじゃない?」と切り出した。ヨジュンとヘニックがうんうんと同意し、その店へ。5$9¢のランチメニューだった。味はまぁまぁ。料理が運ばれてくる頃、韓国人のキムがカメラを取り出した。「いいねぇ〜写真撮ろう!」とみんなが続々とカメラを取り出した時には大きな笑いが起きた。もちろん私もご多分にまれずカメラを取り出していたのだが。全員がカメラを手に持ち、どうしたものやらと顔を見合わせている姿は滑稽で面白かった。料理を運んできた店員に私がすかさず「写真を撮ってもらえますか」と頼む。店員さんが快く撮ってくれたことをいいことに、「あと幾つかカメラがあるんだけど頼める?」と6個のカメラが出てきた。

店を出る時、その店員さんが「Good LUCK!」と言ってくれた。多分、こうやって語学学校で知り合ったばかりの多国籍の若者がご飯を食べて写真を撮る風景に慣れているのだろう。嬉しい言葉だった。結局私たちは全員で10分遅れて学校に到着した。みんなで渡れば怖くないだった(笑)しかし、この写真…なぜブラジル人より私の方が色が黒いのだろうか…笑


明日からはクラス分けで全員別のクラスに。どんなクラスメイトがいるのか楽しみだ。