やられた

夫の持ち帰り残業に付き合って私も読書を始めた。最近、「半島を出でよ」村上龍著を読んでいたのだが、本の重さに途中で挫折しかけていたので、新しい本に手を伸ばした。
容疑者Xの献身東野圭吾著だ。134回の直木賞を受賞した作品。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

夫と友人が絶賛していた。id:marchsnowさんもブログに書いていて、ちょっと気になっていた作品だ。
感想は…なかなかどう文字にして良いかわからない。読み終わった後、少し涙が出た。marchsnowさんが言うように、ある意味ハッピーエンドなのかもしれない。思いが伝わったという意味では。しかし、最後の最後までやられた。何故気付かなかったのだろう。このミステリー自体が巧妙に作られている。実に巧妙だ。

制作中…