今日の映画

キューバの名作と言われている「苺とチョコレート」を観た。

苺とチョコレート [DVD]

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題名からして「観たことあるんじゃないかな?」と思ったが夫が借りてきたから、まぁそんなこともないだろうと見始めた。んんんん…このシーンやっぱり観たことあるわ!と開始早々思い出す。しかし、そんなに内容を覚えていないので、もう一度観ることに。キューバはマッチョイズムで「男らしさ」に重きを置く。映画自身は少し古いと思うが今でもマッチョイズムの国らしい。
キューバには新婚旅行で行った。その時の街並みがかいま見れて懐かしかった。
一人の青年がホモセクシャルの男性との出会いで少しずつ生き方や考え方が変わっていくお話。自由に人間らしく自分らしく生きたいという願いが込められた作品だった。それは本来誰にでも与えられた権利なのだが社会や人間同士の偏見の中でそれが阻まれている現状がある。今の日本にも通ずるところがあると思う。


キューバは人々と自然が宝の国だった。私はキューバの人々とのふれあいの中で「自分らしく生きること」について考えさせられた。貧しい中でも人々は共同し、語り合い、人生を楽しんでいた。私たち夫婦は日本に帰ってから、キューバのように友と共同し語り合い人生を楽しめるような生き方を目指している。