友人と語る

昨日は地元で友人と呑んだ。まずはビールで乾杯。彼女はモルツ、私はカールスバーグ。「カールスバーグってどこのビール?」「ドイツじゃない?」などと話しているとデンマークのビールだそう。コクと苦みが調和していて美味しかった。料理もなかなか美味しい店で、「あん肝のテリーヌと松茸揚げ」や「カレイの唐揚げ」「若鶏の鉄板焼ゴルゴンゾーラソース」などとても美味しかった。(今回は写真は残念ながらありません…笑)私は「あん肝」の美味しさに目覚めてしまったかも…


3時間ほど色々なことについて語った。お互いに父親を亡くしていて、その事についても話した。彼女は自分は父の死に向き合えないと言っていた。でも、こうやって話していること自身が向き合っていることに繋がるのではないかなと思った。お互いにいまだに癒えない悲しみを背負っていた。でも、死について思っていること、父親に対して抱いている感情を話せる相手がいて良かったなと思う。なかなか話せないことだと思う。


将来の話もした。彼女は自分の夢に向けて今頑張っている。具体的なビジョンを持って、そこにめがけて走り出した感じだ。「人間らしい生活がしたい」という彼女の言葉を聞いて、私も同感だった。彼女の夢を実現するためのパワーやバイタリティはすごいと思う。夢を実現するためには色んな覚悟もいる。直面する現実の課題も沢山ある。そんなこと全部ひっくるめて彼女は走り出した。私は心から彼女を応援する。


私たちにはまだ癒えぬ過去もあるけれど、その上にこれからの将来がある。彼女の話を聞いていて、私もこのまま立ち止まっていちゃダメだ!と思った。将来に向けて今を一歩一歩確実に歩んで行かなくては。人には時には立ち止まる必要もあるけれど、今の私に必要なのは一歩踏み出すことだ。彼女の話を聞いて元気が出た。私にも将来の夢や希望があった。それを思い起こそう。そして何からでもいいから始めよう。