イラクの人々との出会い

夫と駅前の広場を歩いていたら、中東の国の人々が像の前で写真を撮っていた。
二人椅子に座っていて、1人が写真を撮ろうと離れていった。
そこで、私が話しかけて写真を撮ってあげることに。ちゃんと像も入れて。


写真を撮り、カメラを返してから、どこの国から来たのか聞くと
イラクから来た。」とのこと。
少し驚いた。石油関係の仕事で日本に来たらしい。
今、あなたの国は今大変ですよねと言うと、「戦争で大変だ」と言った。
思い切って訪ねた。
「あなたはアメリカについてどう考えていますか?」
「私はアメリカは大嫌いだ」
と彼はきっぱり答えた。
「私もです」と言った。時間がなかったのでそれ以上話せなかったが、握手をして別れた。


アメリカは何のためにイラク戦争を始め、今もなお戦争を続け罪のない人々を殺し続けているのだろうか。
大量破壊兵器があるから」と言う理由で始めた戦争。
しかし大量破壊兵器はなかった。アメリカ政府も認めている。
日本政府はアメリカ政府の言うがままに戦争に賛成し自衛隊を派遣した。
これは理由なき大量殺人。
イラクは自由になるどころか、テロが横行し、米軍による無差別の攻撃も続いている。民間人が次々と殺されている。


日本にいる私たちが、今何をすべきなのか。
イラクで何が起こっているのか、何故アメリカが戦争を起こしたのか、日本政府が何故戦争に賛成しているのか、事実を知ることが大事だと思う。
そして一人一人が声をあげ、連帯していくこと。今それが大事だと思う。


画像をクリックしてみてください。イラクの現状のほんの一部です。