本日の映画

最近TSUTAYAのDISUKASUというオンラインで借りることが出来るものに加入した。現在はまだ無料の時期だが、パソコンで商品を選び、レンタルボタンを押すと、翌々日にはクロネコヤマトの郵送でポストに入っている。2作品しか借りれないのと、返すときは郵便なので時間がかかるため、次の商品がなかなか借りれない(返却確認メールが届かないと次が借りれない)難点がある。しかし、近所のビデオショップは小さくてDVDの量も少なく(我が家はビデオがない)、これは画期的だと思い使い始めた。でも、個人経営のビデオショップはTSUTAYAの戦略に大きな打撃を受けるんじゃないかなぁと心配。しつつも、TSUTAYAを利用してしまう自分…


さて、前置きが長くなったが本日観た映画はフランス映画「8人の女たち」

8人の女たち デラックス版 [DVD]

8人の女たち デラックス版 [DVD]


公開時に少し気になっていたのだが観れずに終わっていたので借りてみた。
ストーリーは大雪の中8人の女たちが家にいて、その家の主人が殺されているのが朝発見される。電話線も切られ、大雪で外に出ることも出来なくなり、家の中で「この中に犯人がいる」と皆、疑心暗鬼になっていく。基本的には家の中だけで繰り広げられる人間ドラマ。演劇を観ている感じだった。途中で歌い出すミュージカル風(そう言う映画をなんというんだっけ?)で、数回歌うシーンが出てくる。この「歌が芝居の途中で出てくる」というのは日本人にはあまりなじまないのではないかと思う。少なくとも私は。ミュージカルを見慣れていれば別かもしれないが。映画「シカゴ」の時もそう思った。
様々な思惑が入り巡らされるのだが、基本的にこの映画に希望はない。最後は最も残酷な形であっけなく終わる。うーん基本的に人間は悪の部分を秘めていると言う考え方に基づいているのかなぁ。その中での救いもあるのだが、結局その救いも無駄に終わってしまう。もう少しスリラーな物かと思っていたので、ちょっと拍子抜けした感じだった。
私は人間ってもっといいもんだぞ〜と思うのであった。


もう一本借りているのは「サハラに舞う白い羽」。面白いといいなぁ。今日は夫が泊まりだから、もう一本観ちゃおうかな。それとも読書にふけるか… とりあえず夕食を食べよう。