世界を巡る第2弾

ビールで世界を巡る旅の第2弾を行った。メンバーは前回と同じhoppeko。最初から旅に出るつもりではなかったんだが、たまたま行ったメキシコ料理屋に十数種類の外国産ビールが!このメニューを見て私は大興奮!どうするどうする?しかし一本あたりが700円とか高い物だと850円もする。でもここは奮発して旅に出ようと決心。
        


私はベルギー産ビールに夢中なので、即ベルギー産のニュートンというビールに決定。女性にお勧めとある。彼女はメニューを見ながら悩む。「あ〜これにしようかな〜なんちゃらかんちゃら(説明を読んでいる)ってあるし〜」私がメニューを見て彼女の決めた物を見る。「ふ〜ん。あれ、でもこれギネスだよ。どこでも飲めるじゃん!」「あホントだ、じゃあ…この、なんちゃらかんちゃらにしようかな〜」ビールの名前を私がまた見ると「ねぇこれハイネケンじゃん!」「ありゃ、じゃあ変えよう。」そして彼女がやっとの末選んだのがレッドストライプ。ジャマイカ産だ。料理も頼んでふとドリンクメニューに目を落とすと5本セットプランというのがあった。銀のバケツに氷と共に5本のビールが入っている写真。3本は指定されたビールで後の2本は好きな物を選べて3400円というプラン。しかも、その指定されたビールの中には偶然にも私たちの頼んだニュートンとレッドストライプが入っているではないか!「待って、これってお得なの?」「ちょっと計算しよう」「えーっと計算できない!」まだ酔っていないのに単純な計算が出来ない私たち。「ロクゴ30、ゴシチ35…あっ絶対お得だよ!これにしよう!」と勇んで注文しなおす。自由に選べる2本は1番高いのと2番目に高いのを選んだ。貧乏性(笑)
そして数分後テーブルの上にドスンと置かれたのがこのバケツ。

       

セットなので一本ずつ出すことは出来ないとのこと。私たちの机は二人様だったのでテーブルの半分をバケツが占領した。とりあえずお目当てのビールから飲むことに。hoppekoが「のみっこできるね」と言って、私は「のみっこ」と言う言葉が何か理解できなかった。「飲みあえる」ということね。「のみっこ」ってなんだか可愛い言葉だなぁなんて考えながらビールの栓を抜く。

   

まずはベルギーへ赴き、私の頼んだニュートンから飲むことに。これは青リンゴの果汁が入っているビールと言うことで、王冠にも青リンゴが。可愛い!「ニュートンに乾杯!」と意味不明な乾杯をして飲む。こりゃあ青リンゴサワーだなーと思っていると「美味しい!これはヤバイ系だね!」とhoppeko。「お子様の私にはピッタリだし、甘いからドンドン飲んで酔っちゃうやつだよ」と力説。
次は一路ジャマイカへ。レッドストライプに。瓶が薬みたいだよねと気味悪がる二人。「レゲェに乾杯!」こちらはキーンと辛い。なかなか美味しい。「私これ好きかも〜」とhoppeko。さっきは「お子様の私には」と言っていたのに一気に大人の味を覚える。「今日のnekosiroちゃんレゲェってかんじだよ〜」うーんどこら辺がだろう…(笑)

        

さて、これはんでしょう。  

               

答はメキシコ料理の定番トルティーヤの生地が入っている物だった。hoppekoは「これで今から焼けって事〜?」と思ったらしい。そんなわけないから…(笑)
        

具材を次々包んで美味しく頂いた。   

お次の訪問国はフランス。ビールはモンブランブロンド。その名の通りアルプス連峰モンブランの雪解水で造られた物。「繊細の中に秘めたコクと爽快感が特徴らしい。」フランスビールの最高峰だとな。確かに香りが良く、さわやかで美味しかった。ラベルをよーく見ると、モンブランの山がおじいさんになっていてビールで乾杯していた。私たちも「モンブランに乾杯!」
  

次は定番いっとこうか〜とメコシコ産のコロナエキストラを。ライムをころんと入れて。そう言えばここはメキシコ料理屋だったなと思い出す。

最後に訪れたのはイギリス。その名もホッブゴブリン。これは一番高いビール。チョコレートテイストとの説明に興味津々で飲む。確かに飲んだ瞬間が甘い。しかし、その後に少しビールの苦みが来て、また最後には甘みが残る、不思議なビールだった。それにしても、このイラストの可愛いこと!ゴブリンがにやりと笑う。
  

五本のみ終えたが、なんとなく、もう一本いっとく?ということに。デザートも頼んだしね。と言い訳しながらワクワクメニューを見る。チェコ共和国という国名にひかれて、ピルスナーウルケル(名前が違うかも)を注文。味は…ここまでくると忘れてしまいまった。残念…
  

デザートはなんと三種類も頼んだ。私は最後ギブアップしてhoppekoに全てを託した。「え〜」と言いつつも完食するhoppeko。「私甘い物大好きなの」と自称するだけある。

途中で、私たちが瓶の写真を撮りまくっているのを見て、店のお姉さんが「瓶持って帰ってもいいですよ〜」と。重いし、置き場所ないしと思い、そんなつもりは毛頭無かった。王冠が可愛かったのでそれだけお土産に…しかし、ゴブリンを見てから「やっぱり持って帰ってアートとして飾るわ〜」とビニールをもらい持って帰ることに。思わぬ世界のお土産を持っての帰宅となった。hoppekoとも存分に話し、大満足の夜だった。