あさ

今朝は何故か6時半に目が覚めてしまった。少し寒気を覚えて目が覚めたのだが、その後どうあがいても眠ることができない。しばらく、自分の体温で暖まった布団の中にいたが、起きることにした。今朝は寒いが、良い天気のようだ。


居間の雨戸を開ける。太陽の光と冷気とが一緒になって入ってくる。
顔を洗ってから朝食をとる。テレビをつけてニュースを見る。日曜の朝は長いニュースはやっていないんだなぁと思う。
ブログとメールを開く。友人からのコメントにコメントを返す。とても仲の良い友人で、私たちの結婚パーティーの実行委員長を務めてくれた彼だ。随分会ってない。懐かしさを感じる。会いたいなぁ。転勤で少し遠い地に行ってしまった。


テレビも面白い物がやっていないので、英語の勉強をすることにした。昨日と一昨日の復習。まぁ、ばっちりと言ってもいいだろう。新しい単元に入ろうかと思ったが、そろそろ夫を起こす時間だ。洗い上がった洗濯物を持って、二階に上がる。
「Good morning!」彼に呼びかけると、パチッと目が開く。むむむむむ、もう朝か?と言った顔だ。そしてまた目を閉じてしまう。
窓を開け外に出ると、冷気よりも太陽の方が勝っていると感じることが出来る。洗濯物を干し終わり、夫をまた起しにかかる。
なんで目覚ましが鳴らないんだろうと、目覚ましを見てみるとアラーム設定時間が8時50分になっているではないか。今までは20分に起きて30分に家を出ていたのに。起きろ起きろ攻撃をかけるが、ごろごろんと私のベットに潜り込んでしまった。彼は何故か私がいないと、いつも朝移動する。理由を聞くと「こっちの方がお日様が当たって暖かいから」だそうだ。なんか動物みたい…
とにかく「後10分寝かせろ〜」というのでほっとくことに。


コーヒーを飲むかと聞くと「飲む〜」とのこと。下に降りてコーヒーを入れる。豆をひくと香ばしい香りがキッチンに漂う。スイッチを入れるとゴポゴポゴポと音が鳴り出す。
その音を聞きながら、居間でパソコンを開く。夫が起きてくるまで、今思い出したことをブログに書こうと思って。そう、今までは前段。これからが本題。


私の父は毎朝コーヒーを飲むのが習慣だった。起き抜けにやることは、まずコーヒーを入れること。時々気が向くと、朝ご飯を食べている私たちに「コーヒー牛乳飲むか〜?」と聞いてきた。普段はコーヒーは子どもに良くないとあまり飲ませてもらえなかった。コーヒー牛乳は甘くて大好きだった。だから、父が「飲むか〜」と言ってくれた時はとても嬉しかったもんだ。多分、牛乳コーヒーといった方が正しいくらいの分量だったと思うが。


朝から父のことをコーヒーを入れることで思い出した。悲しくなんてならなかった。むしろ懐かしく、暖かい気持ちに慣れた。
でも、今「あ〜父の入れたコーヒー牛乳はもう飲めないんだな〜」と思ったら、なんだかしんみりした。子どもの時以来飲んでいないんだけどね。


時間になってもなかなか起きない夫を、一度止めた目覚ましをもう一回鳴らして無理矢理起こす。「ひどいよ〜強硬手段にでるなんて〜」とブツブツ言う夫に朝食を用意する。熱いコーヒーも。部屋には朝の太陽がさんさんと入り、とても暖かい。「暖かいねぇ〜」なんて和んでいたら、夫は大遅刻に…
外まで夫を送り出す。商店街の道に出るまで、いつもだったら2回振り向いて手を振ってくれる。今日は何回かな?何と4回も手を振ってくれた。最後曲がる時なんかは車が来てないかドキドキしてしまった。今朝はポカポカ太陽のおかげで彼の心も優しくなったのだろう。(いつも優しいけど)


本題は父のことを思い出したって事だったんだけど、ある朝の我が家の中継みたいになってしまったが、まぁいいか。
ポストを見ると友人が結婚したとのハガキが来ていた。朝早く起きると色んな嬉しいことが舞い込んでくる。早起きは…ですな。