父

一年前の今日、いや明日の朝まで父の意識はあった。私は一年前の今日のことを克明に思い出せる。父との最後のやりとりは握手した後に父が「じゃあね、また明日ね。」と言ったことだった。次の日の朝会った父は意識をなくしていた。


明日が父の命日。母と一緒にお墓参りに行こうと話していたが、知人が亡くなり、母は葬儀に行かなくてはならなくなり、私一人でお墓参りに行くことになった。


このところ、父のことばかり思い出して号泣している。号泣して終わる日もある。今日は泣き疲れて喉と頭が痛かった。体調が悪い日が続く。


明日はどんな一日になるだろう。