愛する人の肌とは、どうしてこうも安心するものだろうか。
不安で眠れないとき、悲しくて眠れないとき、隣りで眠る夫の手にそっと触れる。それだけで安心感がこみあげてくる。
絶望を感じているとき、疲れ切っているとき、彼が手を握ってくれるだけで少し安心する。少し前に向ける。
人間の肌。不思議なエネルギーを持っている。愛する人の肌はぬくもりをくれる。私も愛する人にぬくもりをあたえる肌を持ちたい。そういう心を持ちたい。