忘年会

昨日は我が家で色んな友人が入り乱れての忘年会だった。当初、8人くらいじゃない?と言っていたが12人の参加。準備段階で我が家を捜索すると、地下収納から2〜3人用の土鍋を発見!でもこれじゃあ、さすがに小さいよねと、夫が大きな土鍋(一番でかい10号)を買ってきた。それでも12人に対して鍋一個で足りるのか?と疑問も沸き2つの土鍋を使うことにした。しかし、ガスコンロがない!誰かこれから家を出る人に頼む?と悩んだが、みんな仕事帰りのためそれも無理。私の発案で「近所の人に借りてこよう!」と言うことになった。普段、そんなにご近所付き合いをしていないのに、急に「ガスコンロ貸してください」ってどうなんだろう…「どこの家が一番貸してもらいやすい?」など悩んだ末、隣のお宅に借りに行くことに。言い出しっぺの私は、夫に「頑張ってね。」と借り役を託す。私より近所付き合いのない夫は最初は「え〜無理だよ〜」と言いつつも、決意すると意気揚々と借りに行き見事ゲット!しかも、隣の人が「うちは、キャンプセットとか色々備えているんで、地震とか何かあったら、お互い助け合いましょうね」と言われたらしい。なんていい人だ。(実は借りに行く前に地震があった)近所付き合いって大事だな〜と改めて実感。


忘年会は初めてあう人同士が多く、なんだか不思議な雰囲気だった。盛り上がるでもなく、盛り下がるでもなく… 日本人はうち解けあうのになかなか時間がかかる物だ。海外なんかに出ると、旅行中だからと言うのもあるが、外国人のうち解ける速さに驚かされる。私も順応スピードは早いほうだ。盛り上げ役とも自覚している(笑)でも、自分の家で催すと何かしら立ったり座ったりで、その役割もあまり果たせず…
それでも、4月から就職する4人が薬剤師で、みんな知らない世界に興味津々だったり。音楽の話で盛り上がったり。それぞれの仕事の話や恋愛、少子化の問題、サービス残業の問題まで幅広いテーマで話がされた。 


今回は「鍋って楽だな〜」と思った。いつも人が集まる時は、色々な料理を作っているのだけれど、作るのも大変だけれど、お皿が空になるとよそいにいかなくてはいけないし、結構ゆっくり話す時間がない。でも、鍋だと野菜さえ切っておけば、誰かが鍋奉行になってくれて、ドンドン進むしね♪今回は、サラダと青梗菜の炒め物とターサイのおひたしだけ作ったのみ。これから冬は毎回鍋にしよう〜 でも、料理に腕を振るう楽しみがなくなる…今回も腕の振るいどころがなかったので、切った野菜の盛りつけで楽しんだ。「なんか芸術作品みたいな白菜じゃない?」と私は大喜びで言ったが誰も賛同してくれなかった(笑) 

  


我が家は禁煙なので、冬の集まりは喫煙家にとっては辛いものになる。(夫を先頭に)縁側が喫煙コーナーになるからだ。みんなコートを着て煙草を吸いに行く(笑)そして、冷え切って帰ってくる。そんなにまでして吸いたいんかいと思うが、そうなんだろうね。


今回の鍋や料理の食材に、私の母の作った野菜が含まれていた。
大根、白菜、青梗菜(ちんげんさい)、ターサイ
クリスマスに我が家に来た時に収穫したての野菜を持ってきてくれた。白菜は売っているような大きなもので、きちんと巻いている。変な表現だが、スーパーで売っているのと同じ形の野菜を母が作っているのが不思議な感じがする。ようは、農家が作っているのと同じものを母が作っているのがすごいなぁと思うと言うことかな。味は、スーパーで売っている物とは段違いに美味しい。完全無農薬で作られた野菜たち。お鍋用にスライスしておいた大根を鍋を待てずにポリッとかじりだした夫婦がいた(笑)「この大根甘いよ!」「すごく美味しい!」と言ってくれて、自分が作ったわけでもないのに鼻高々だった。ターサイもおひたしにしたのだが、みんなお醤油やポン酢をかけずに「そのままで美味しい」と食べていた。


デザートが豪華だった。これ↓


これもクリスマスに母が持ってきてくれたもの。お歳暮にもらったのだが、母も弟もメロンが好きではない。私は大好き!他にも苺を差し入れに持ってきてくれた人がいて、フルーツを堪能した。


人が家に集うと言うことは素敵なことだ。家も綺麗になるし(笑)、自分たち夫婦が仲間の中にいるということが実感される。結婚生活は二人ではできない。色んな人の助けを借りて、色んな人の中で生きていくことが大切だと思う。
さて、新年会の日程はいつにするかな?